協働ロボットは今日、動ロボット ~自動化しようか~


ロボットで自動化を行おうとしたときに導入が難しい設備環境としては、多品種少量生産やいわゆる季節ものと言われるような製品の生産です。

何年も継続して大量に生産を行うかはわからないもの、年中ずっと生産するわけではないもの。

ただ生産が急激に伸びたりするため短期間だけ人手が足りない状況が発生する…なにか良い方法はないだろうか…

仮にロボットの導入を検討しても、繁忙期以外で全く使用しない期間があるのではなかなか費用対効果が見込めない…

生産設備の担当者の方、工場責任者の方はそのようなお悩みを抱えてはいないでしょうか?


そんなお困りごとを解決するのが協働ロボットです!

協働ロボットは安全柵といった囲いを必要としないため、生産状況に合わせてフレキシブルにレイアウト変更が可能です。

しかも人が直接触ってロボットに動作を教示させるダイレクトティーチという機能があるため、ロボットの動作を変更したいときでも簡単な操作のみで行えます。

つまり協働ロボットは生産状況により、今日設置する場所を変更して、今日動くようにプログラム変更が可能なのです!

そう!協働ロボットは今日、動ロボットなのです!

(このフレーズを言いたいだけでこの記事を作成したいっても過言ではありません!!)

今回はなぜ協働ロボットが多品種少量生産や生産の変動が大きい製品の自動化にメリットが発揮できるのかという理由をご紹介します!


お困りごと

●工場のレイアウトが頻繁に変わる

●生産数の変動が大きい

●工場の空きスペースがあまりない


協働ロボットで生産に合わせてフレキシブル対応

冒頭にも少し説明しましたが、生産状況が頻繁に変わるような工場でも協働ロボットがメリットを発揮できる理由は2つあります。


<1.安全柵を必要としない>

一般的な産業用ロボットと違い協働ロボットは人と協働で作業ができるように安全機能を持っています。

そのため安全柵と呼ばれる囲いを設ける必要がなくなります。

工場のレイアウト変更が発生した場合でも安全柵ごと設備を移設する必要がなく、ロボット本体を移動させるだけで済みます!

※導入設備の環境に応じたリスクアセスメントの実施は必要です


<2.ダイレクトティーチ機能で簡単操作>

通常ロボットに位置を教示させる操作は専門知識が必要となり簡単に設定することは難しいです。

しかし協働ロボットは手で直接ロボットを動かして操作を行うことができるので直感的な操作で位置を教示させることが可能です。

ロボットで行う作業が変わったとしても、容易に作業方法をロボットに教えることができます!


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協働ロボットは人と協働で作業を行うために、万が一ロボットが挟み込みを行ってしまった場合に自動で挟み込みを離脱する機能や人や物にぶつかってしまったときに自動で停止する機能を有しています。

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