協働ロボットの導入で工場をより効率化

人手不足や生産数の増加で、工場の自動化のために新しくロボットを導入しようと検討されているご担当者の方。

ロボット導入はしたいが、工場のスペースが狭いことや操作に慣れている人がいない、ロボット自体が危険なのではといったような導入を躊躇させる悩みが社内などから上がっており、なかなか導入に踏み込めないとお考えではないでしょうか。


そんな悩みをお抱えの方に、人と共存しながら作業が行え、安全柵も必要なし。専門的な知識もいらないという画期的なロボット、協働ロボットをご紹介します。


ロボット導入を躊躇させる悩み

●ロボットに必要な安全柵を設置する十分なスペースがない

●工場のレイアウト変更が多く、ロボットを導入するとレイアウト変更が大変

●ロボットを操作する人やロボットの近くで作業をする人の安全が心配

●操作が不慣れなため導入に対して敷居が高い


解決のポイント

従来の産業用ロボットでは、周囲に安全柵を設置する必要があり、ロボットに動作を記憶させることも専門的な知識・操作が必要で多くの時間を有します。

しかし協働ロボットと呼ばれるロボットでは、安全柵レスで動作を記憶させる方法も人が直接手でロボットを動かすといったように簡単に操作することができるため、狭い工場のスペースにも設置可能で、専門的な知識も多くを必要としません。


協働ロボットMOTOMAN-HCシリーズで行う工場自動化

<ポイント1> 安全柵なしで使用可

協働ロボットの安全機能により、安全柵なしで使用することが可能です。

そのため、安全柵を含んだ広い設置スペースを必要としません。


<ポイント2> レイアウト変更が容易

安全柵が必要ないという点で、工場のレイアウト変更によりロボットの設置位置を変更する場合にも、ロボットのみをそのまま移動させるだけで済むためレイアウト変更が簡単です。

またレイアウト変更後に、再度行うロボット動作の記憶作業も短時間で実施することができます。


<ポイント3> 人と共存するための安全確保

ロボット本体の構造として、指や手の挟み込みを防止するために若干の隙間を設けています。

またロボット本体にセンサを内蔵して常に動作を監視しており、万が一ロボットが人などに接触した際に自動で停止する機能や、物を挟み込んでしまった場合に自動で脱出する機能を有しています。

このような安全機能を有しているため安全柵レスでの使用が可能となっているという背景もあります。


<ポイント4> ロボット動作の記憶をスムーズに行える

専門的な知識や操作方法を必要としなくても、ロボット動作の記憶ができるように直接ロボットを手で動かしポイントを記憶させるダイレクトティーチと呼ばれる機能を有しています。


協働ロボット適用事例

協働ロボットがどのような工場や生産現場で使用されているのか、事例をご紹介します。


装置内・装置間搬送

●人と同じ空間内で部品搬送が可能

●装置間のスペースを見つけて必要な場所に設置することができる


部品整列・箱詰め

●安定した作業による精度と品質の向上につながる

●生産状況によりロボットの配置を変更可能


組立て

●作業員と協働で作業を行うことが可能

●限られた工場のスペースにも設置可能


協働ロボットを導入するために必要なこと

協働ロボットの機能について上記で紹介しましたが、実際に導入するには単純に協働ロボットを購入すれば良いわけではありません。

協働ロボットを導入するには、全てのケースにおいてリスクアセスメントを行う必要があります。

また人に隣接してロボットを動作させるには安全面を考慮してロボットをゆっくりな速度で動かすといった条件を必要とします。



協働ロボットについて詳しい機能や導入する際に必要となる条件などを知りたい方はぜひお問合せ下さい。

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