生産ができているから困っていないは嘘?食品工場で活躍する万能ロボット|エレシリンダ

食品工場では、飲料パック、弁当、冷凍食品、お菓子など様々な食料品が日々大量に製造されています。

その工場では移載用や搬送用、選別用など様々な工程に自動機械が使用されエアシリンダも多用されているケースがあります。


その自動機械を多く導入して生産を行っているという工場で「お困りごとは無いでしょうか?」と質問したとしましょう。

工場の責任者の方は「自動機械(エアシリンダ)を使用することで生産はできているから特に問題はないよ」とお答えになるかと思います。

その通りですよね。困っていることがあるなら早急に対応をする必要があるので、すでに稼働している装置であれば問題はないはずです。


ただ今回はその「問題ないよ」という言葉に切り込んでいきます!

この記事で伝えたいことは生産ができている=困っていないと思われているだけではないでしょうかということです。


生産ができているという裏には、装置の停止による生産の一時STOPや調整作業により労務費が多くかかってはいるが、全体の生産としては何とか間に合っているということがあるからです。

ではその見えない生産ロスをさらに削減することができるとしたらどうでしょう?

生産を行う工場で装置を稼働させるのに必要な費用をさらに削減することができます!


そうは言ってもそんな都合の良い方法があるのかという疑問が浮かぶでしょう。

それを解決する方法は使用しているアクチュエータにあります!生産設備の見えていない課題を解決する万能ロボットがあるんです!!


前置きが長くなりましたが、今回は操作が簡単、かつ速度や位置を自由自在に変更できる食品工場でメリットを発揮する万能ロボット、エレシリンダをご紹介します。

今使用しているエアシリンダをエレシリンダに変更することで見えていない課題を解決しさらなる生産力アップを図ることができます!


見えていないお困りごと

●たまに装置エラーが発生して生産がSTOPしたり製品不良が出るのは仕方がない

●装置のスピードを上げられないのは仕方がない

●装置の調整は慣れている作業員の感覚に任せるしかない


エアシリンダに代わる機器、エレシリンダで全ての問題を解決!

先ほども説明しましたが、現状生産は間に合っているから困りごとは特にないと思っているケースが意外と多くあります。

見えていないお困りごとを解決する方法、それはエレシリンダを使用することです!


エレシリンダとは一言でいうと、エアシリンダに置き換わる装置として開発された電動アクチュエータです。

エレシリンダを使用するメリットは大きく分けて2つあります。


<AVDを個別に設定可能>

加速度(Acceleration)、速度(Velocity)、減速度(Deceleration)を個別に設定することが可能です。

この機能を使用することで製品に衝撃を抑えた運転が可能になり、サイクルタイムの短縮に繋がります。


<位置変更が容易>

動作させる範囲を簡単に変更させることができるので、位置を少し調整したいときにはすぐに変更することができます。


詳しい操作方法を知りたい方はエアシリンダーの代わる新たな装置【エレシリンダー】をご覧下さい。


事例紹介


【コンベヤ上の弁当を整列させる装置】

包装機械に入る前のコンベヤ上の弁当を整列させる装置の事例です。


<エアシリンダの場合>

押しつける力の調整が難しく弁当箱を傷つけたり、引っかけたりすることが発生していました。


<エレシリンダの場合>

加速度、速度、減速度の調整が簡単なため弁当箱を潰してしまうことでの不良品を減らすことができました。

また弁当のサイズやガイドの位置が変わった場合でもシリンダの位置を容易に変更することができるので調整時間が短くてすみます。



【食品の振り分け装置】

コンベヤ上を1列で流れてくる食品を2列に振り分ける装置の事例です。


<エアシリンダの場合>

食品に衝撃を与えすぎないようにシリンダの可動をゆっくりにする必要がありました。


<エレシリンダの場合>

シリンダの前進と後退で別に加減速設定を調整することができるため、前進はゆっくり動かし食品を傷つけないように、後退は素早く元の位置に戻ることで生産個数をアップさせることができました。



【お菓子の搬送装置】

お菓子の載ったトレーをコンベアに押し出す装置の事例です。


<エアシリンダの場合>

コンベヤの押し出す際の速度調整が難しく、お菓子がトレーからこぼれてしまうことがありました。


<エレシリンダの場合>

加減速の設定により、衝撃を抑えトレーからこぼれてしまうことを無くすことができました。


このように工場内のエアシリンダをエレシリンダに変更することで、生産スピードがアップしたり不良品を減らすことが可能になるかもしれません。


弊社で作成したエレシリンダの操作方法を紹介した動画になります。




まだまだ、食品工場で生産力をアップさせた事例は多くあります。

エレシリンダの操作体験も随時実施しています!まずは実際に触れてみて導入を検討してみるというのもいかがでしょうか。


ご興味を持たれた方はぜひ弊社にお問い合わせ下さい。


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