【アイエイアイ】産業用ロボットの使用例を1件追加しました。

お知らせ

<コンベアー移載装置>


高低差があるコンベアー間の移載を行う装置を電動化したことで
人件費を削減できました!!

【概要】
・コンベアー間の移載をする装置です。(6,000箱/日)
・高低差があるローラーコンベアーで、ワークを上段から下段に下げて、流れを切り替えます。

<改善前>
【今までの設備】
・箱詰めしたお菓子が傾斜したローラーコンベアーに流れてきてストッパーに当たって止まります。
①エアシリンダーが上昇して箱を持ち上げます。
②エアシリンダーが後退して箱を引き込みます。
③エアシリンダーが降下して箱を下段のローラーコンベアーに載せます。
・ワークは傾斜したローラーコンベアーを流れて次工程へ流れて行きます。
④エアシリンダーが前進してフォークを前に出して次の動作に備えます。

【問題点】
・エアシリンダー停止時の衝撃で箱が落下することがあり、チョコ停が発生していました。
・チョコ停が発生した都度、エアシリンダーの動作速度調整に約10分かかっていました。
・チョコ停の頻度は1日に約5回で、合計で50分(10分×5回)/日の時間をチョコ停復旧に費やしていました。

<改善後>
【今回の設備】
・エアシリンダーをエレシリンダーへ変えました。

【改善点】
・加速度/速度/減速度を数値で指定し、衝撃のない動作かつ高速動作ができるようになりました。
・チョコ停がなくなりました。

【改善による効果】
(条件:人件費1,200円/時間、年間稼働日数240日)
 労働時間を1日50分短縮できました。
 1日当りのチョコ停復旧にかかっていた時間50分がなくなりました。

 年間人件費削減効果は24万円です。
 1,200円×50分(内訳:10分×5回)×240日=240,000円

<詳細はメーカーHPへ>
http://www.iai-robot.co.jp/case/industry/food/okashi-orikaeshi.html