BCP[事業継続計画]の視点で考える産業用ロボットの導入メリット
2020年8月現在、新型コロナウイルスの影響により日本を含む世界の経済状況が大きな変化を受けています。
テレワークや在宅ワークなどを行う企業が増加し、働き方という点でも大きな変化が起こっています。
このような危機的状況で、経営者の方はどのように自社を舵取りしていくのか悩ましいところでしょう。
想定外の状況が起きたからこそ、今後のさらなる想定外に備えて企業存続を維持するための戦略というものが必要だという声も大きくなっているのが事実です。
いわゆるBCP(事業継続計画)と呼ばれるものになります。
Business Continuity Planの頭文字を取った言葉。企業が災害やシステム障害などの危機的状況になった場合でも、重要な業務が継続できる方策を用意し、生き延びるための戦略を記述した計画書
このBCPが注目されると同時に産業用ロボットの需要というものも高まってきているのです!
それはなぜなのか?なぜ危機的状況で需要が高まるのか…?
今回は新型コロナウイルスの流行により軒並み経済が停滞している中、産業用ロボットのニーズがなぜ高まり続けているのかをご紹介します!
仕事環境の大幅な変化
新型コロナウイルスの感染防止に努めるため、事務所や製造現場で密になる状況をできる限り避ける動きがここ最近増えました。
対策方法としては以下のようなものがあると思います。
●テレワークや在宅ワークの導入
●交代勤務制を導入して同じ時間帯に出社する人数の制限
●オンラインでの会議、打ち合わせの実施
このような対策は事務作業を主に行う人であれば一定の効果をもたらすことができるでしょう。
しかし問題になるのは製造現場や工場、倉庫などで働く人の仕事環境です!
製造現場や工場では密な状況を避けるのは難しい
パソコンやスマホさえあればある程度の仕事はできるという業務と違い、製造現場や工場に勤務する方々は現場で作業をする必要があります。
新型コロナウイルスの影響で多少なりとも生産が減少したので、人数制限をしてもどうにか生産は追い付いているという企業の方もいるかとは思います。
ただしかし、もし現場で感染者の方が一人でも出てしまったら…と考えると安心してはいられないでしょう。
今回のような非常事態でなくても、現場を指揮する熟練者の方が急病などで休んでしまうと、生産が滞ってしまい上手く回らないというお悩みも多く聞きます!
産業用ロボットの需要が急増!
このような想定外や非常事態で、人を密な状態になることを避け、尚且つ製造現場や工場の生産を継続することが重要になります。
そこで注目されるのが、産業用ロボットでの工場自動化なのです!
産業用ロボットで工場を自動化してしまえば、想定外の事態で作業者の方が現場に行くことができなくなったとしてもパソコンやスマホさえあれば生産状況を監視するといったことも実現できます!
生産状況を監視できれば、いざトラブルが起きた場合でも最低限の時間と最小限の人手さえあれば復旧はすぐに可能なため安心して生産を継続することができます!
産業用ロボットのメリットは、省人化や生産性向上のためだけではなくなってきているのです!
BCPという視点でも、今後産業用ロボットを活用した自動化ニーズはさらに高まっていくことが予想されています!
現在ご対面での打ち合わせだけではなく、オンラインでのご相談の対応も受け付けております!
BCPの視点で見る、産業用ロボットのメリットについてもっと詳しく知りたいという方は是非一度お問合せ下さい。