ロボット導入検討例

小型ハンドリングロボット MotoMINI

小型ハンドリングロボット MotoMINIによる自動化

この記事は、ロボット導入を検討している企業の方々で、工場のスペース不足で悩まれていたり、大規模な提案を受けて断念されたりと、ロボット導入に対しての敷居の高さを感じてしまっている方々の問題解決のために作成致しました。

ロボット導入の入門マシンとして、まだ導入をしたことがない企業の方々にも導入は意外と簡単だと思って頂けるロボット、わずかなスペースでも自動化可能なロボットをご紹介致します。

<MotoMINIの三大特長>

MotoMINI寸法1.jpgMotoMINI寸法2.jpgMotoMINI仕様.jpg

①小型
 コンパクトな設置が可能 ⇒ 設置面積:191mm×124mm
 最大リーチ ⇒ 350mm 

②軽量
 本体質量が7kgで人の手でも運べるロボット

③俊敏
 小型クラス最高加速度の動作が可能

加速度仕様2.jpg
(安川電機:MOTOMAN-GP8との比較)

<産業用ロボットの安全対策>
「労働安全衛生規則第150条の4」により、産業用ロボット(※1)に接触することにより危険が生じる恐れがあるときには、さく又は囲いを設ける必要があると規定されています。

よって、産業用ロボットが動作する範囲に、さく又は囲いを設け、人が侵入できないようにする必要があります。

イメージ図.jpg

<MotoMINIは安全柵レス>
MotoMINIは全軸モータが80W以下であるので、(※1)の定義外となるため上記「労働安全衛生規則150条の4」の措置を行う必要が無く、さく又は囲いを設けることなく使用することができます。(※2)

よって、MotoMINIを使用した自動化の方法は多種に渡り、専用機の装置内に組立用途として導入したり複数台を使用して部品の組立作業を行ったりと多品種少量生産にも対応できます。


(※1) 使用するモータ定格出力が80Wを超えるもの

(※2) ロボットを動作させることによる何らかのリスクアセスメントを考慮する必要はあり

弊社ではMotoMINIを使用したデモ機を所有しております。
MotoMINIの動作例を動画内にて説明していますので参考にご覧ください。